社交ダンスの歴史

社交ダンスの歴史はヨーロッパの宮廷で貴族達がパーティで踊っていたのが起源とされています。男女がペアになり優雅に踊ったことから始まったとされています。また、日本では戦前に「鹿鳴館」などで踊ったのが始まりだと言われています。

日本では戦後社交ダンスは大きなブームを巻き起こすほどの人気になりました。はじめは、第二次世界大戦後、進駐軍向けにダンスホールが多数開かれました。その後、競技会なども行われるようになり本格的に始める人達も急増したようです。

しかし、社交ダンスは風俗的な扱いを受けたこともあるのです。社交ダンス教室が風俗営業法が必要だった時代もあったようです。ダンス教室は学校や病院、保育園の近くに作れないという規制や、麻薬中毒者ではないという医師による証明書の提出義務などもあったようです。

これが、1998年の映画「Shall We ダンス?」の大ヒットや国際ダンススポーツ連盟の国際オリンピック委員会加盟など世論の後押しを受けて、14年ぶりに改正され、ダンススクールの風営法適用除外が適用されました。広く高齢者にも知れ渡ったのは、実は21世紀に入ってきてからなのです。メディアに取り上げられる機会が増えたこと、特にTV番組ウリナリ芸能人社交ダンス部の影響は非常に大きいといえます。

社交ダンス上達