社交ダンス 上達

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スピンターンのコツ

社交ダンスのスピンターンとはモダンダンスのステップの一つです。ベーシックではワルツとクイックに見られ、スローにも似ているインビダンス・ターンというものがあります。


ワルツのベーシックは、ナチュラルスピンターン→リバースターンの4〜6、合計9カウントの一連の流れで、ここまでをワンセットで踊っているケースが非常に多いようです。これを、「ナチュラルターンの前半3歩、スピンターン、リバースターンの後半3歩」というように言う場合もあります。要するに同じステップのことです。


ナチュラルスピンターンは「123456」の6歩から成ります。456のスピン部分は4で左足後退、回転量は1/2までです。しかし左足をまともに後ろへさげてその左足で回転すると女性はついていけなくなってしまいます。


そこで「半歩早く」という方法を使います。3の足(右足)で回転を始めるのです。左足は後退、右足は回転で行うといいでしょう。またナチュラルスピンターンの女子のミスステップは、第4歩右足でボールターンをしていること、つまり第5歩左足を横へステップしていることこの2つのミスステップが多く見受けられるようです。この2歩をひっくるめてボールターンと考えても良いでしょう。